nomuran's diary

野村直之のはてな日記(後継ブログ)です

30年前の姿がTV放映された

nomuran72009-02-28

フジテレビ開局50周年記念番組がさきほど放映終了しました。
一応、TV局 →出身高校 →自宅FAX で、予告は受けていたのですが(当時担任の英語科加藤先生お電話ありがとうございました!)、100%映るわけではないような文面だったので、4時間をHDDに録画しておくだけ、のつもりでした。
 
それが、後半、なんとなくプラズマ画面をonにしたら、クイズ番組のルーツ、というコーナーが始まったので、おぉ、間もなくだ、、とおもっていると、出ました、クイズグランプリ

15分の帯番組で、ガチンコ正攻法のスピーディなクイズ真剣勝負が6分間。
直後がスター千一夜、という組み合わせで相当長い間やっていたと思います。
大量のビデオテープの中から、なぜか1979年春の選抜高校生大会の決勝戦の第一戦が放映。
神奈川県立光陵高校 vs. 筑波大附属駒場高校の一騎打ちです。

結果は準優勝で、1年後、一緒に出場した3人そろって同じ大学に合格した直後にハワイ旅行に行った、というのがオチでした。

え、私自身の感想ですか?
まず思ったのは、
「息子(現在10歳)に似ている」
です。7年後はこうなりそう。。

近年も若いつもりですが、さすがに本物の高校生にはかなわない。
というか、外見に似合わぬ、若すぎる自覚は、いかに謙虚であろうとした結果としても、不釣り合いで、時々周囲を戸惑わせることを認識していたのが、、「自分は齢をとったのだ」と否応なく強く自覚するのに役立つ動画でした。

フジテレビの中の誰が、無数の収録の中からこの5秒間をpick upしてくださったのかはわかりませんが、有り難い限りです。当時、βマックスのデッキが出始めたばかりのころで、家庭で保存していたとしでも、現時点では激しく劣化しているはず(当時うちは貧しかったのでビデオデッキなんて夢のまた夢でした)。それが、本日ハイビジョンにup convertされ、放映していただいたのは大変ラッキーでした。

フジテレビ社内の50周年記念DVDにも収録されているとの連絡も受けました。

30年前は、イラン革命ホメイニ師の姿がTVに映りまくっていた年。
私は三井鉱山の上目黒アパートから池尻大橋経由で毎日自転車で7,8分かけて高校に通っていました。音楽部の現役部長は引退して後輩に譲ったものの、遠慮がちに部室にときどき顔を出しているうちに、結局高三の夏も吹奏楽コンクールに出場することになった。。ただし自分の楽器ホルンじゃなくて即席仕込みのトロンボーンで。結果は、都大会・中編成・高校生の部に、欠員気味、しかも半分は中学生を入れて出場して金賞だったのを覚えています。
なんだかんだ言って、非常に楽しい高校生活だったのを思い出しました(中学は共学の区立中でした)。

当時何を考えていたかは、、いまひとつよく思い出せません。
モラトリアム指向だったのは覚えています。高三になっても理系、文系も決められなかったので、専門課程進学時に選び直せる枠が結構ある理科?類というのを選んだのもそのためです。

当時を振り返って息子に何か言うとすれば、
「俺はこれになるんだ!」と強烈に思い込んだ方が、自身が充実し、周囲も認めやすい人間になりやすいよ、という感じかな。

まぁ、またじっくり考えます。
何より、現在の自分の背中をみられているわけだから、とことん充実した、悔いのない生き方をするしかない、であります。