nomuran's diary

野村直之のはてな日記(後継ブログ)です

爽快! ウィンナ・ホルンで【バック・トゥ・ザ・フューチャ

 かつて音楽監督だったマーラー交響曲を初演するなど、大作曲家がホルンの音色として想定していた、ウィンナホルン。ナチュラルホルンに近い、細みで長いF管シングルの生み出すビロードのような弱音と、独特の割れた音で炸裂するフォルティッモ。中指と薬指(2,3番)ピストンバルブを押さえて、基音(ペダルトーン)の16倍のHigh Dbから上、第20倍音で出すHigh F以上の高音の炸裂は爽快そのものです。
(↑この独特の運指は30年近く前、来日中のVPO首席奏者G.Hoegner氏に会って直接教わりました)

ともかくお聴きください。

http://www.youtube.com/watch?v=jnFl1q0IYTA
 

 
驚きました。中間部のメローな弱音もまぎれもなくウィンナ・ホルンの音。

 他にもジュラシックパークとか、Vienna hornで吹きまくってます。
http://www.youtube.com/watch?v=EAJT9Bk_GeQ

F alto管付のデスカントダブルに走った自分が恥ずかしくなる、、というか、いつかVienna hornを入手して、さらいたくなりました。(高校2年までは Bb管反対!を唱えてFシングルで何でも吹いていたのですが。。)


ウィンナホルンだらけのブルックナー「ロマンティック」3楽章スケルツォ
http://www.youtube.com/watch?v=zeOj9sCNTWY&NR=1

ウィンナホルンと通常のダブルホルンの違いの説明:
http://www.youtube.com/watch?v=k5eYKkZzYDA