エゴ検索の盲点; Techorati account
エゴ検索の定義は、このようにはてなダイアリーキーワードにもあります。この概念を一気に有名にしてくれたのは、下記の小野さんの日記だったと思います。
小野和俊のブログ:「Web 検索の40%はエゴ検索」の衝撃
2006年11月25日 ... 小野和俊のブログ:「Web 検索の40%はエゴ検索」の衝撃 "さらにハリスの世論調査によると、検索の四十パーセントは「見栄の検索」と呼ばれるものだという、検索エンジンに自分の名前を打ち込んで、インデックスに載っているかどうか ...
blog.livedoor.jp/lalha/archives/50140946.html
こちらのオチは、誤訳にありましたが、、今日の日記では、テクニックを話題にします。
もっとも普通のエゴ検索のキーワードといえばフルネームの本名でしょうか。
Googleでは、名字と名前を分けて書かなければ、かなり的確に、それらしいフルネーム入りのページを出してくれます。
MSN, Yahoo STでは、ランクの後方に、名字と名前がばらばらに登場している１頁も付け加えて、多数ヒットさせているようです。
私のフルネームのGoogle検索では、２００１年頃まで、数百だったのが、２００２、３年頃にやっと９００件を超え、その後急上昇して一時１３万を超えたのが、なぜか１週間後に９９９件となり、さらに激しく上下して、ここ半年は２万数千で落ち着いていました。もちろん、他の同姓同名の方の影響もあります。
はてなダイアリー > キーワード > 野村直之
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CC%EE%C2%BC%C4%BE%C7%B7
にもありますように、このようにありふれた名字だと、名字だけで検索してもあまり意味がありません。
数の多い名字であるだけでなく、有名証券会社の名前でもあるのでノイズだらけです。
SEOテクニックの発達した昨今、ただの表形式の大学教員紹介（www.im.i.hosei.ac.jp/IMHP/MenuGroup2/Data_Kyoin/NomuraNaoyuki.htm）
など、１５２０万件中、１２７位から５１５位まで下がっていました。（１６ヶ月経過する間）
では、自分の講演などに関するブログ記事などは、フルネームの本名でみつかるでしょうか。
いや、漏れているだろう、と考えた結果、"野村 メタデータ" で検索することを思いつきました。
もちろん、ITコンサルティング、SIerとして有名な NRIさんもメタデータでいろいろやっておられるので、そちらのパワーが強いでしょう。でも、上位の中では下記くらいで、おもったほど多くはありませんでした：
自由すぎるWebの世界でメタデータは統合できるか - ＠IT
自由すぎるWebの世界でメタデータは統合できるか. 野村総合研究所 技術調査室
そして、狙いと定めた類の、フルネームではこぼれてしまう、拙講演へのコメント入りのブログですが、やはり仮説とおり、みつかりました！
メタデータ野村さんが解説するマッシュアップの意味 - DogEar 犬の耳
2008年3月15日 ... いつもメタデータの野村さんの視点には感心させられます。特にビジネスモデルの視点で技術を解説できる数少ない日本人の一人ではないでしょうか。 nomuran72008-03-14 最新のプレゼン資料 が2008-03-14 Scaffold としてのWebAPIで紹介 ...
jisi.dreamblog.jp/blog/1508.html
Tomoaki Sawadaさま、ご紹介ならびに過分なコメント、ありがとうございました！
http://technorati.com/blogs/d.hatena.ne.jp%2Fnomuran7
をみると、Sawadaさんのブログは、Technorati Authority 16 となっています。
Scaffold としてのWebAPI
Situational Applications = 機能のロングテール
というあたりをおさえていただくと、「時代が必然的にマッシュアップを求めていた」、「これからさらに当たり前となり、どこかで急拡大するであろう」、というあたり、納得いただけるのでは、と思います。
と、、自分では自信がいまいちだった部分についても、フィードバックをいただいたことで、重要な点がより鮮明に絞れ、力強く語れるようになるのは本当にありがたいことであります。
、、と言って、エゴサーチの効用を正当化させていただきますね。；-b)
ps.
いまさらながらTechorati accountをつくってみました。下記のどちらかが、効くかな：
[Technorati Profile:title]
Technorati Profile
