nomuran's diary

野村直之のはてな日記(後継ブログ)です

lingr閉鎖について書きたいことはありますが、、

、、現在進行形で、自分の会社のサービスのアピールと、健全な投資の受付けをしている立場上、しばらく(数週間〜数年)コメントは控えたいと思います。といいつつ、1点だけ、違和感のポイントを書くと(江島さんは知人だし平野さんは友人と言っても良い存在ですが)、「プロパー志向」の人が本当にあつまったなら、高度な専門をもちつつも、会社にとって必要ならば営業だろうが法的交渉だろうが「何でもやる」人材であり、また、自身の給与の大幅カットも辞さない覚悟があってもおかしくなかったはず、ということがあります。最初は、いくら凄い覚悟とプレッシャーがあったとしても、私財の200%を投じた経営者と雇われ経営者の違いがあったか、などとも正直考えました。しかし役員だけでなく社員としても、本当の「プロパー」と、逆に、健全なプロ意識(外注、傭兵の良さ)を兼ね備えた理想の社員を描くならば、やはりズレを感じざるを得ませんでした。
 
わかりやすい比較を出すなら、4人で年間経費5000万よりも、同じスタートアップでも、初年度人件費が5人で(徐々に集まったとはいえ)200(二百)万円だったMixi (当時はイーマーキュリー)さんの方に説得力を感じる、ということです。

さて、この程度の感想ならば、日記に書くほどのことではないのですが、面白い事実の数字をみつけたのでご紹介:

http://www.alexa.com/siteinfo/http%3A%2F%2Fwww.lingr.com%2F

リンクがうまく機能しない場合、http://www.alexa.com/ の上の方のフォームに、http://www.lingr.com といれてみてください。

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* 64.4% Iran
* 13.7% Japan
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* 756 Iran
* 15,036 Japan
* 6,706 Romania
* 145,736 United Kingdom
* 127,635 United States

この、イランの突出ぶりはなんだったのでしょうか?
社員にイラン出身者がいた??
イランのTVに取り上げられた?


意図的に日本のユーザばかりにならないように、日本向けにはマイナスのマーケティングをしたらしいことは伺っていましたので、US, UKを中心に使われたのだろうと想像していたのが完全に違っていました。

これは興味深い。
「グランズウェル」の指摘する、ソーシャルメディアとの親和性の違いが国、文化で非常に大きいということでしょうか。
地域は違うもののイラン、、バングラディシュ、ルーマニアはWeb chatの国なのでしょうか。