IE8 正式版をインストール

　本日記で、１年以上前の英語版β１から取り上げてきたので「とうとう正式版かぁ」との感慨があります。
　
http://d.hatena.ne.jp/nomuran7/searchdiary?word=IE8&type=detail
http://d.hatena.ne.jp/nomuran7/searchdiary?of=9&word=IE8
　
　バージョン情報はこうなっています：

残念ながらWindows7には、相変わらずインストールできません。いったんVistaに戻してからならおそらくokでしょうが、面倒だなぁ。。　Windows7 RCが出たら、それにはおそらく正式版IE8が入るでしょうから、それまで待った方が楽そうですが、、RCが確実に出る保障が無いのが少々つらいところです。

　
　さっそくさまざまなTips、ベンチマーク、互換性についての報告が出始めています：
http://japan.cnet.com/blog/raphalog/2009/03/20/entry_27021246/#blogtitle　
　
　短時間試用してみた感じでは、マシンにもよりますが、RC1と比べても軽く、スムーズに動作するようになった感があります。ちなみに、今この日記を書いているのは、
・Pentium Dual Core E2200 2.2GHz (L2:1MB)
・DDR2 Memory 1GB
・Vista Ultimate SP1 32bit版
という環境です。メモリの少ない環境のほうが変化が大きく感じられるかもしれません。

　5W1H Mextractrの動きもばっちりです。

　下記、アドオンギャラリーからもインストールできます：
アクセラレータの追加
http://ieaddons.com/jp/accelerators/?sort=Rating&browse=true
http://ieaddons.com/jp/Details.aspx?Id=1912 　(5W1H Mextractr)

　IE8については、高速性の議論が多いですが、最大のポイントは、Web標準準拠の度合いが著しく向上したこと、そして、アクセラレータやWeb Slicesなどの斬新な新機能だと思います。互換性については、過去を向いた下方互換性よりも、将来方向の互換性を重視したい気がします。HTML5や、XML論理データによる動画(動くアニメを眺めながらその中のキャラクタの色を変えたりできる)などの新しいWeb仕様を取り込みやすくなっているはず。今後、Operaなどもうかうかしていられなくなるでしょう。
　
　ちなみに、iPhone/iPod Touchのカバーフローを取り入れるなどのUIの大変化で度肝を抜いたSafari4などとは、ますます「使い分ける」ことになりそうです。複数のブラウザを使うのが苦にならない人にとっては、いや、それが必要な人にとっては、ますます面白い事態になってきた、といえそうです。