nomuran's diary

野村直之のはてな日記(後継ブログ)です

情報大航海関連、個人情報関連のセッションに参加

CEATEC2008に行ってまいりました。
以前は、ハードウェアの展示会と思っていたのですが、頭に「IT・」が付いていたのですね。

情報大航海をはじめ、純粋に新しいソフトウェア技術を紹介する展示や講演も多数ありました。
コンテンツ保護の最新動向などもあり、参考になりました。

大航海のパンフはこちらにあります:
https://blg.igv-cp.jp/index/pdf/pjt_pamph08.pdf

大変立派なものですね。会場も広く、常時活気にあふれていました。

http://www.igvpj.jp/index/cat12/ceatec-japan-2008.html


喜連川先生中心のセッションでは、経産省の八尋さんにご挨拶してきました。
彼の講演では、ちょっと手前味噌的にも、次の発言に耳をそそられました:

・米国よりドイツFraunhofer研究所などとの協業に関心
・大手メディアが「公募で大企業ばかりを選ばないのはおかしい」と執拗に食い下がってきて困った。評価基準など全部公開しているし第三者委員会による評価なのに。


歌田明弘さんのブログでも紹介されていましたが、ドイツは市場や、提供者の性質、規模が類似していたり、互いに尊敬できていたり、、という共通性に加えて、「ほどよい」独自性を発揮すべく、国をあげてセマンティック・テクノロジーの研究に打ち込んでいるあたりが、大航海プロジェクトとしても大いに気になるところ、といったところでありましょうか。