nomuran's diary

野村直之のはてな日記(後継ブログ)です

XML設計技術勉強会 発起人企業

この日の日記に書いたXML設計技術勉強会ですが、発起人企業に名を連ねさせていただいています:
http://www.xmlconsortium.org/wg/xmldesign/080626-info.html

本来は、情報そのものの生態学、情報構造を実体に即して自然にモデル化したり高度化、あるいは簡素化するのが得意な弊社ですが、下流工程を意識して、現実世界におけるモデル化コスト、実装コスト、運用保守コストによって、スキーマの設計を最終決定するのはよくあります。全然悪いことではありません。このあたりを選ぶために、サラミスライス型 vs マトリョーシカ型など、XML Schema (これ自体、文書というよりDB屋さんが作ったものですが)設計のスタイル、デザインパターンを知っておくことは、上流(ハイソサエティという意味ではありません。川の上流です)の設計担当にも必要。

もちろん、下流で迷路にまよいこまないために、無用のコストをかけて誤りを作りこんだり性能低下しないために、上流のセンスを形式知化してまとめておくことは大変重要。これについては、まだ施策をつくれていない状況です。