nomuran's diary

野村直之のはてな日記(後継ブログ)です

ガソリンの値下がりパターン

先日の日記「ガソリンが1ヶ月だけ安いとなると」に書いて以来、実際にガソリンの値段がどのように値下がっていくのかに興味がありました。

さきほどたまたま、回答含む記事をみつけました。
ガソリン製油所出荷、卸値25円下げ・新日石

ガソリン税は製油所から出荷した時点で課税される「蔵出し税」
・製油所から直接、出荷する分は従来より25円安い価格とする。
・しかし製油所から3月以前に出荷したガソリンが残っている油槽所では4月に入ってもしばらく高価格の在庫が残る。
・両タイプの出荷は半々。
・製油所が近い神奈川県の給油所は安い価格で仕入れられるが、・・・栃木県や群馬県の給油所は高価格の場合が多くなる。

関東在住者にとっては、ほぼ十分な情報といえるでしょう。

ちなみに、競争が激しい業界なので、スタンド側が泣いて、高く仕入れたガソリンを25円引きして売らざるを得ない事態が予想されています(周囲はみな製油所経由なのにウチだけ油槽所経由、なんていうお店は大変ですね)。

その対策の協議にはいったとのこと:
「与党がガソリンスタンド支援策検討、暫定税率の値引き分」

うーむ、、こんなことに時間とリソースを費やすくらいなら、、という学習効果はいつ出てくるのでしょうか。
その効果の帰結として政界再編、あるいは、はずみ解散で民主党が総選挙で勝利、という形でねじれ国会が解決する確率はどれくらいあるでしょうか。

それ以前に、決断できないことの罪が赤裸々になり、なんとかしなければ!と国民がどれだけ覚悟したかが問題。
当の国会のおひざもとで、まさにこの問題のおかげで出現した事態に対して、自分の専門について判断回避、責任押し付け、問題の先送りを法律関係者がやってくださっているようで、とても楽観できる状況じゃない、という気はいたします:

民主対案「みなし否決」、衆院法制局は判断せず