nomuran's diary

野村直之のはてな日記(後継ブログ)です

時間はどこで生まれるのか


さきほど見つけて、「これは、ビジネス書、実用書なのか、哲学書なのか、はたまた本格的物理学の最新知見をわかりやすく解説してくれる自然科学の啓蒙書なのか」わからず、一瞬たじろぎました。

「(この忙しい私の)時間はどこで生まれるのか」
「(人間存在、意識において)時間はどこで生まれるのか」
「(空間、宇宙の起源との関係で)時間はどこで生まれるのか」

時間はどこで生まれるのか (集英社新書)

時間はどこで生まれるのか (集英社新書)


しかし、リンクをたどると、3番目を基軸に、2番目と3番目を関係付け、統合を試みた初の試みであるらしい、と。

ぜひとも入手して読んでみなければなりません。

目次
第1章 なぜ今、時間論なのか
第2章 相対論的時間と時間性
第3章 量子論における時間の非実在
第4章 時間を逆行する反粒子
第5章 マクロの世界を支配するエントロピーの法則
第6章 主観的時間の創造
第7章 時間の創造は宇宙の創造である

内容(「BOOK」データベースより)
なぜ時間は過去から未来に流れるのか。なぜ過去は定まっているのに、未来は未知なのか。


Amazonの読者レビューがここまで、絶賛か酷評かに分かれているのも珍しい。
確かに、引用の中にはとてもうさんくさく感じる記述もある。

私は、ホーキング博士虚数時間とかちゃんと理解できていないので(intuitionが無くて良いのだ、数学的に最もシンプルに多くを説明できれば良いのだ、と彼が断じたところ自体、画期的な理論のようですが)、どこまで検証的に読めるかはわからないが、駄目もとでビッグバンを理解しようと2、3時間使ってもバチはあたらないだろう。。