nomuran's diary

野村直之のはてな日記(後継ブログ)です

8GB & 8GBフラッシュメモリ購入。ReadyBoostの効果大。

KingMax USB 8GB

EmobileCFカードを調達にアキバに行った際に、久々に磁気研究所の前を通りがかりました。

不思議な名前のショップですが、もともとフロッピー、CD,DVDの各種記録メディアの卸売業でやってきて、同じストレージということか、最近は各種フラッシュメモリに力を入れているようです。アキバの普通の店へ納品しているとのことで、確かに非常に安い値段を出しています。

そしてさらに、価格交渉の余地があり、昔ながらのアキバの楽しみを味わうことができます。

さて、写真の小型で堅牢な高速USBメモリですが、8GBです。tokka.comなどで、プラスチックのややたよりなげな激安品が8000円台。他は1万以上します。

最初の言い値4980円から、買う気の無さをみせること数回。この間、8GBのSDHCカード(Class 6) も同様の価格を提示されていたのですが、技術知識豊富な店員さんは、なんとかして2つをまとめて売ろうとしてきます。こちらは「当面贅沢(な容量)だから片方だけ」とのらりくらり。

とうとう、2つ買えば、どちらも4200円!との声が出ました。もちろん税込みです。
これは確かに異常に安い。品質も確かなものです。

ということで、8400円をクレジットカードで支払って(サー・チャージ無し)、2つを持ち帰りました。

8GB SDHCRicoh GX100でしっかり動作OK。これで、カード交換せずに1000万画素の静止画や、VGA 毎秒30コマの動画をいくらとっても安心容量が使えるようになりました。最新の900円強のカードアダプタでもちゃんと読めたのでどのPCへもつなぐことができます。DVD 2枚分弱が、わずか1.5 g で水に浮きそうなカードに入っているのは驚き。2万円以上出せば16GBもありますが、まぁ次は2年後以降でいいかな。

写真のUSBメモリですが、いま、試しに、ノートPC (CF-Y5)にさしっぱなしにしています。
以前、1GBの高速をうたう国産メーカ製をさしたままうっかりかばんに入れたら、壊れて通電しなくなったのですが、こんどのは全金属製の外装だし、短く、小さいので大丈夫そうなのです。

ということで、VistaReady Boostの効果を最大にしてやろうと、設定画面のスライドバーを最大にしましたが、それでも4GB。半分がReady Boostで主記憶の補佐をし、残り半分をストレージとして使えることになります。

このノートPCは、パナソニックだけあって当然SDスロットが付いています。8GB SDHCもok。ですが、最大転送速度が8Mだかと遅く、ReadyBoostには事実上使えません。

USB2.0は確か400Mとかが上限で、その半分でも十分速いので、写真のKingMaxに期待が高まります。
このノートPCはVista発売の2ヶ月後の発売で、いまいちハードが適合しきれていないのか、1.5GBにフル実装したメモリでは、フリーズが頻繁におこります。というか、仮想記憶がうまく動かず、いろいろ開いていると、次のソフトが起動できないのです。開いているアプリのファイル保存ダイアログだけ開かなかったり、とストレスがたまります。せっかくCPUがCore Duo 1.83GHz なのに、非常にアンバランス。

上記のメモリ不足によるストレスが、ReadyBoost 4GB割り当てのおかげで激減しました。
アプリ起動の不具合が皆無になったわけではありませんが、メモリスワップで、いろいろ待たされる時間が数10分の1に減った感じ。

これは大変良い投資でした。

雑誌とかでは、もともと512MBや 1GBのメモリのマシンに、512MBか 1GBのReadyBoostを割り当てて殆ど効果無し、というレポートが多いようですが、CF-Y5のフル増設状態に4GBをあてがった場合、非常に効果があった、ということであります。