nomuran's diary

野村直之のはてな日記(後継ブログ)です

学科の先輩が総理大臣に

 30日朝、息子の通う小学校に投票に行きました。
全国的に注目されていた東京12区です。
先月24日に出馬表明した人に投票。票は生きました。
超大物の現職が落選。
  
 さきほどのTVで民主党代表代行の菅直人さんが、官僚主導政治を本当に押さえ込めるのか、と問われて、「官僚達、官庁の【ビジネスモデル】を変えていかければならない」と答えたのが非常に印象的でした。これは、コトの本質を鋭く捉えています。省利省益、官僚個人の利益(名誉等も含む)を、別な方向へ誘導することで、予算の無駄から、地方自治とのせめぎあい、天下り、、などなど、個別バラバラではなく、全てを良い方向へ誘導できるはず。
 全く正しい認識だと思います。ここで【ビジネスモデル】という非常にリアリティのある概念で、今後の改革の評価軸をまとめたのは大変非凡な才能だと思います。
 今朝の選択、判断は正しかった、と再認識しました。
  
 標題は個人的な感慨です。これで中国政府の優秀さに近づけるかもしれない。史上初かどうかは調べていないのでわかりませんが、鳩山由紀夫氏は、東大工学部出身。中国共産党の幹部の多くが理科系(上海交通大学や北京の清華大学)出身。日本の政治シーンでも、透徹した論理的思考、本当に新しい有効な 問題解決策を編み出せる能力、が発揮されやすくなるのではないか(先程の菅さんの発言と合わせて)この点で、期待して良いように感じました。
 
 民主党で縁が深かったのは参院のF議員ですが、党代表にも「先輩」という親近感を覚える政権となるため、過去数年間より、政治への関心が増すことになりそうです。