nomuran's diary

野村直之のはてな日記(後継ブログ)です

ブルーレイのリージョンコード

nomuran72009-05-22


DVDのリージョンコードは、当初6つ、その後7,8に増えたようです。
著作権違反が起こるだろうことを前提に、ハリウッドをはじめとする権利者の経済的損失を最小化するため、市場ごとに互いの互換性を無くし、問題の多い国々ほど、最初のリリース(リージョン1)より遅らせてリリースしよう、というシステムでした。
 
4ヶ月前に「ついにブルーレイを導入」しましたが、まだBDビデオの購買には至っていません。何度か通販で買いかけたのですが、「これを2度、3度と見るだろうか?」と考えて、結局見送ったり、そもそもBSや地デジで、結構おもしろい映画のハイビジョン放送が、多忙な生活の中で視聴しきれない位、たくさん放映されている、という事情があります。

そのため、以前のように、北米出張、欧州出張のたびに、どんなDVDを買おうか、と考えることもなく日々をおくってまいりました。(そもそも海外出張が激減してるし)

さきほど調べたところ、ブルーレイになって、リージョンコードは単純化されていたことがわかりました:

リージョン1:南北アメリカ大陸、東アジア(中国を除く)
  (インドより東、日本、朝鮮半島、タイ、マレーシアなど)
リージョン2:東西ヨーロッパ、アフリカ大陸
リージョン3;中国、ロシア、およびそれ以外の地域

http://ja.wikipedia.org/wiki/Blu-ray_Disc#.E3.83.AA.E3.83.BC.E3.82.B8.E3.83.A7.E3.83.B3.E3.82.B3.E3.83.BC.E3.83.89

米国と一緒になり、こんどはヨーロッパと分かたれたらしい、とは聞いていたので、あまり驚きはありません。

でも、よく考えてみると、東の国々を含めたヨーロッパよりも、日本や韓国、東南アジア諸国の方が著作権違反が少ない、と評価されたのかな?と少々訝しい感じがしてきます。

上のように落ち着いた決定的要因は何だったのでしょうか?

※これは純粋な好奇心による疑問です。

上記Wikipediaに、
「2008年上半期の時点で発売されたソフトのおよそ3分の2のソフトはリージョンフリーで作成されている。」
とあるように、DVD時代と比べて、リージョンコードの役割が大幅に後退している、という事実があるようですので。