nomuran's diary

野村直之のはてな日記(後継ブログ)です

「伝説の」起業家にお会いしました

この写真の「伝説のホテル」を2010年6月、九十九里の海岸にオープンしようとしている、ザ・レジェンド・ホテルズ&トラストの鶴岡秀子さんです。
 

シニアな知己数名から噂を伺っていたのと、もともと私自身、ホテル経営、とくに、ホスピタリティサービス「製造」のためのナレッジマネジメントを2001年度に専門でやっていた関係から、以前から気になる存在でした。

まだホテルの建物自体、陰も形もないながら、事業家の王道を行くやりかたで夢を語って人を巻き込み、資金調達し、事業が回るシステムを作りつつある(4日夜のブロガーミーティングもそう)。予想を超えた名起業家ぶりに感銘をうけました。まずは自分自身を売る(著書のタイトルを「あなたの子供を10歳から起業させるには」にしたかったとか企業は存在しているだけで世の中の役に立っていると信じていたとか)、という営業の王道を自然体でやっておられた点。また、「やるべきことをきっちりやっていけば事業は必ず回る」という実績に裏付けられた自信。本当に立派です。

となると、この世はギブアンドテイク。
当方の持てる関連知識、ノウハウ、技術、アイディアの類をご提供したくなってしまいました。

自然言語の研究者らしく、「伝説」の意味には、物語、秘密的(噂は多いが実体は隠れててなかなか姿を表さない)、語り継がれる固定した過去の偉業、など3つ以上の意味があること。それぞれに応じて、新しいホテルのミッション、コンセプト、クレド(7つの教え)にふさわしい、交流の企画、キャンペーンが考えられること。そして、その具体案をいくつかご紹介しました。

おまけ:
論文「サービス業の基幹的無形資産としてのマニュアルに関する一考察」
http://www.metadata.co.jp/PDFs/OnBalancingServiceManuals.PDF


たぶん、また、何かの折に触れて書かせていただくこともあろうかと思います。



■イベント当日の紹介ページ(3月10日(火)掲載予定)
http://legendhotels.jp/greensheet/voices

■まるで活動写真の弁士のように、、でも全くの自然体で、その場で本人が語りを入れてくれた動画:
http://legendhotels.jp/greensheet/companion.html


■「「未来のホテルを考える」ブロガーミーティングにご参加いただきましてありがとうございました」
http://agilemedia.jp/blog/2009/03/post_112.html

■「知ったかぶりより知らないかぶり」
http://www.infoteria.com/jp/blog/pina/doc/d090219-1200.html