nomuran's diary

野村直之のはてな日記(後継ブログ)です

時間表現カバレッジ拡大と「メイドめーる」

nomuran72008-12-12


メイドめーる さん限定で、時刻表現、時刻の範囲(開始と終了)を抽出して計算機に理解させるヴァージョンのSaaS版Mextractrをリリース(担当社員の頑張りに感謝!)。早速使って頂いています:
http://blog.mogya.com/2008/12/post-88.html
 
ニュース記事や、社内の過去のドキュメントとかには「明日」とか「今日」とかいう表現はあまり出てきませんが、自分の予定を携帯メールからGoogle Calendarに登録しようという人は、たしかにしょっちゅう使うでしょう。この場合に限定すれば基準となる年月日は、システム時間でほぼ良いのでさほど困難ではない課題ともいえます。
 
「ほぼ」というのは、24時から26,7時の間くらいに「明日」と言ったら、その日の日付にしなければいけないかもしれない、などの事情によります。まぁ、仕様を周知していただけばあまりやわらかい判断はいらないでありましょう。WebAPIのスイッチ化して、初期設定により、ユーザ毎に変えるように近い将来もっていくテもあるかな。
 
 以下、後半は、もっと「メイドめーる」らしいシナリオ、ユースケースを思いついた、という小噺です。
 
ユーザ:「ねぇ!先週あたりに『毎日**時にここに行ってxxする』って書いて送ったのに今朝教えてくれなかったじゃない。なぜなの?」

メイド:「ごしゅじんさま、ごめんなさい! でも、、だってぇ、、ごしゅじん様って、三日坊主でらっしゃるから、登録依頼のメールを頂いた日から3日間分だけ登録することにしたんですもん。」
 
なぁんてやりとりができるほど日本語が上手になるのはまだまだ先ですが、たとえばこんな制御をして、「しばらくしたら熱意も冷めそうだから適当にやり過ごす」というモードでスケジュール登録できるようになるのは、そう遠い先では無さそうです。