nomuran's diary

野村直之のはてな日記(後継ブログ)です

for Mashupをプレスリリース。プロの文章力に感動

今回、水曜は良かったのですが、リリースが午後になってしまい、速報的なメディアへの掲載は前回以前よりだいぶ減りました。

しかし逆に、1,2週間に1本しか採用されないコーナーにとりあげていただくこともできました:
http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/0811/27/news02.html

そして、要点をおさえたこの文章に感動。
さすがプロです。本リリースのインパクト、本質を的確に見抜き、epoch making な国産技術の出荷、と位置付けてくれているようです。

メタデータ、企業内の「眠れるテキスト資産」を有効活用できるデータ統合ツール
テキスト内のメタデータを抽出し、その結果をマッシュアップ用の素材として容易に加工・修正できる。
[TechTargetジャパン]

 メタデータは11月26日、企業内のテキスト資産や膨大なフロー情報を自動で構造化し連携・活用可能にするソフトウェア「Mextractr for Mashup」を発表した。2008年12月中旬に発売する予定。

 Mextractr for Mashupは、数百種類の意味属性の出現パターンチェックによって、プレーンテキストから「いつ・どこで・誰が・何を・いくら」といった5W1Hに関するメタデータ情報を抽出し、テキスト資産の活用を促進するツール。ファイルシステムやメールボックス、データベース、グループウェア、ブログ/SNSの本文テキストなど、これまで全文検索程度の再利用しか見込めなかったリソースに対し、データ統合やコンテンツのWebAPI化を実現する。イントラネット上でメタデータ抽出を行うWebサーバ「Mextractrエンジン」と、抽出結果をユーザーが編集してWebサービスに配備する「Mextractrエディタ」で構成される。

恥ずかしながら原文はこちらです。
http://www.metadata.co.jp/news/PressRel081126.htm
http://japan.cnet.com/release/story/0,3800075553,00040423p,00.htm
何度も推敲しましたが、それも少々徒となってか、短くおさめようと頑張りすぎて及ばずというか:

報道発表資料
           2008年11月26日
メタデータ株式会社


メタデータ、企業システムのデータ統合、WebAPI化、情報活用促進のための「Mextractr for Mashup」を発売

メタデータ株式会社(本社:東京都文京区、代表:野村直之)は、企業内の眠れるテキスト資産や、膨大なフロー情報を自動で構造化し連携・活用可能にするサーバ・ソフトウェア「Mextractr for Mashup」を12月中旬に発売します。「Mextractr for Mashup」は、プレーンテキストから5W1Hの情報を抽出し、テキスト資産の活用を促進します。ファイルシステムや、メールボックス、データベース、グループウェア、ブログ/SNSの本文プレーンテキスト等、これまで全文検索程度の再利用しか見込めなかったリソースに対し、データ統合、コンテンツのWebAPI化を助けます。

「Mextractr for Mashup」は、イントラネット上で5W1Hメタデータ抽出を行うWebサーバの「Mextractrエンジン」と、抽出結果を一般ユーザが容易に編集して、Webサービスに配備するための「Mextractrエディタ」からなります。これらを組み込んだ比較的大規模なソリューションを、パートナー企業と共に、向こう1年間で10件納入することを見込みます。

「切れ味より正確さをこころがけている」というのが精一杯の褒め言葉でしょうか。

あとは、前回、ちょうど3ヶ月前に発表のMextractr個人情報フィルタを発表したことや、6月からMA4(Sun x Recruit Mashup Award 4th) にWebAPIを提供し続けてきたという経緯を、時間軸に沿って書いて、整合性をとるのに苦労した点があります。
http://www.metadata.co.jp/news/PressRel080826.htm

しかし、それを含めて、IT Mediaさんの記事では切れ味よく解釈され、「性能が上がって」います。

久々に(失礼!)日本のITマスコミさんの素晴らしさ、凄味を体感いたしました。