nomuran's diary

野村直之のはてな日記(後継ブログ)です

子供の事業プラン

今朝、小4の息子が食事中に言いました:
子:「子供用の電動自転車はなぜないの?」
父:「そうだなぁ、、やはり、作っても6〜12万円では、子供用にそれだけ出す親があまりいないからかな。」
子:「だったら安く作って売ればいいのね?」
父:「うん。あれ、そういえば、ヤフオクで、『公道では乗ってはいけません』という、何か規格外の小型電動自転車を台湾か香港から輸入して1万数千円から3万数千円で売っていた気がするぞ。」

子:「買って!」
父:「いや、だから学校の中とかでしか乗れないんだってば。まぁ、こっそり乗ってる人もいそうだし、厳しく取り締まってないかもしれないけど。あ、でも、パパの知り合いの神田さんという人が、ほら、MAKEで○○ちゃん(息子の名前)もヘルメットかぶって乗ったセグウェイに乗って逮捕されたなぁ。留置場にかなり長い間入ってたし。」
子:「ふーん。じゃあ、やっぱり作るか。工場なんかつくらないで、駐車場とかで地道に組み立てて少しずつ売り出せば?」
父:「うーん、それじゃぁ1台20万円以上になっちゃうよ。」

子:「高く作っても安く売れば良いじゃん。」
父:「それじゃ会社はつぶれちゃうよ。」
子:「そしたら、また新しい会社つくって作ればいいじゃん」
父:「うーん、、そういうの(注:株や債権を飛ばし続けるなど)を繰り返していくと今度の世界金融危機みたいに最後に大きなツケをみんなが払うみたいになって、最後は破綻するよ」
父:「だから安く作る。それにはガレージじゃなくて工場がいる。お役所、国交省にいちはやく掛け合って、規格を決めながら設計図を描いて、さっきの台湾、香港、中国のどこかの工場に持ち込んで作っていって、新規格がokになった日に売り出すとかね。」

子:「地図、、いや設計図を作って工場に売るのね?」
父:「そう。 その自転車を作り続けている間は設計図代、、というか、日本の役所と規格をかけあった手柄にご褒美がもらえる、という感じかな。まぁ、そういうビジネスはずるい、という考え方ももっともだけどね。」

子:「ふーん、じゃ、鯱歩行器!」
父:「なにそれ?」
子:「それはね、、」

  ーーーーーー

子:「水泳用手袋は?」


つづく、、かも。