nomuran's diary

野村直之のはてな日記(後継ブログ)です

アテネ五輪のときにはyoutubeは無かったが、今回はあります。

nomuran72008-08-10


  2005年設立の youtubeはあっという間に世界を席巻。3,4割は日本からの投稿とも言われるように、日本語のキーワードでもヒットしまくりであります。
 
 予想としては、国、言語を問わず、金メダルの瞬間など、感動のあまり興奮した視聴者がTV番組を投稿する事例が多発するでしょう。それを、2,3時間以内に削除しまくる、ということも起こるでしょう。しかし、とりこぼしもあるはずで、多忙な人がハイライト中のハイライトを一発検索で見たい、となればyoutubeに行くはず。ハイビジョン画質など望まなければそれでいいわけです。
 
 民放のハイライトの時間など、一番おいしいシーンは番組枠の最後までじらしまくりで、頻繁なCMと前座の競技(高い金出して買ったのだからという供給者側の論理はわかりますが)を散々見せられたあげくにほんの少しの時間(100mの水泳なら1分ほど)をありがたく見る、という感じ。絶対にリアルタイムで見ないぞ、と決意して、HDDにべた録りしておいて、30倍速、60倍速早送りを活用しつつ、本当に感動できそうなシーンだけ選んで見る、というのが普通に多忙な生活を送っている人の自衛策でしょう。

 アテンションの奪い合いでBtoCビジネス、経済が回る中、巨大娯楽装置としての五輪の鑑賞の仕方も変わってこざるを得ない、と言っていいように思います。




ps 

http://jp.youtube.com/watch?v=9_ruoAa05L8
の表題が可笑しい:

「蛙王北島康介  超極強者 ... 」