gimu-kenri.net は8月15日で消滅します。
国会図書館Dnaviに唯一WebAPIのデータベースと認定されたAPI比較・マッチングサービス、
http://www.api-match.com には実はもう1つのドメインが焼き付けてありました。
です。
簡単な紹介を11ヶ月ほど前の日記で書いています:
http://d.hatena.ne.jp/nomuran7/20070908
なぜ義務・権利、という不思議なドメインネームだったかといいますと、
2週間ほどの開発期間でしたが、助動詞、助詞列、副詞、否定辞の解析ルールを整備して、
日本語、および英語で書いた契約文章の意味解析を行い、
義務を記述したセンテンスは紫
権利を記述したセンテンスは緑
禁止を記述したセンテンスは赤
に色分け表示をしているからであります。
はい。弊社として、1年前からセマンティック・テクノロジーを開発し、公開していたのであります。
公開サイトのURLは、最初はhttp://www.gimu-kenri.net/ だけでした。
APIの詳細プロフィール比較画面の中で、ToS=Terms of Service=ライセンス文を表示し、クリックした段落の文章(日本語または英語)を意味解析して、上記の色分けを行ったのを目玉としてアピールする意味でこのドメイン名にしたのであります。
当時は、いまのようなシームレス日英バイリンガル版を出すつもりもなかったので、海外の人にはとても覚えられないDomain nameにしちゃったわけです。
しかし、その後、最適なWebAPIをスピーディに選べるサイトがないとわかったので、API matching & Compareのアプリケーションとして成長させ始めました。「その後」といっても5日間くらいの出来事です。
そこでDomain名も変えなくては、ということで、
****.com の末尾は、COMpanyでなく、COMpare、とかCOMpute と読んでもらえるだろうから、
**** にapiとmatchを入れよう、ということで、今のDomain名に落ち着いた次第です。
忘れた頃に、gimu-kenri.net の更新通知が来ました。
それなりに感慨深いものがありましたが、、この名前でアクセスした人はいないし、検索エンジンで、gimu kenri と入れてさえヒットしない(このブログの過去記事がヒットするので辿れはしますが)、ということで、廃止を決断しました。
これからは、"API比較" api-match.com 1本で、どうかごひいきに願います。
昨年度版とは比較にならないほど使いやすくなっています。
途中まで作業した、中途検索結果の表示がそのまま英語へ、日本語へと切り替わります。こういうWebアプリとして、おそらく世界初のものです。
海外のご友人にもご紹介くだされば、日本発の600以上のWebAPIが英語でプロフィールを読んで使えるようになります。日本人の創意工夫の粋が世界中で、即使ってもらえるようになるのです。
Sun x リクルート Mashup Award 4thへの応募ご検討中の方も、企画、アイディアだし、APIの接続性確認のスピードが桁違いに速くなるので、ぜひお使いいただきたいと思います。