nomuran's diary

野村直之のはてな日記(後継ブログ)です

[xml] IE8紹介の概要文追加: 8/21 次世代ブラウザを見て- - - 第2回Web2

マイクロソフトの渡辺さんから昨日メールを頂きました。昨日の日記に埋もれて読みにくくなるよりは、と思って翌日の日付に追加です:


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・「Internet Explorer 8 Beta1概要 互換性と新機能の情報提供」

講演者:渡辺弘之
所属:Next Web推進部
役職:エバンジェリスト
内容:Internet Explorer 8 は、Web コンテンツの標準化の促進と、その相互運用性の強化を目的に
レンダリングエンジンを標準準拠のモードにすることが決定しています。まずは、既存コンテンツの
互換性確保について情報提供させていただきます。次に、いくつかの新機能のうち、Web コンテンツ
提供者にとって利点の大きいActivtiesとWebSlicesについて、その実装方法を含めて紹介させていただきます。

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翌週の横浜でのTechEdを控えてご多忙なところを来ていただきます。

IE8の前評判としては、まず高速化と、スタイルシート他の標準準拠の度合いの向上があげられ、クロスブラウザでの互換性向上が期待されているようにもきこえます。
CSS 2.1の完全サポートを公約、HTML 5もサポート開始」
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/03/06/18692.html

しかし、本日記で何度か取り上げさせていただいた文脈(日記に検索をかけてみてください)では、下記のように、斬新な新機能が気になります。

[http://sns.xmlconsortium.org/wg-web20/00013:title=2008-03-13
IE8のメタデータ連携機能]

21日午後、品川シーサイドでのご講演では、
「Web コンテンツ提供者にとって利点の大きいActivtiesとWebSlicesについて、その実装方法を含めて紹介」
ということですので、クライアントサイドマッシュアップに関心のある方はもちろん、コンテンツ提供者さんが是非お話をこのタイミングで聴いていかれることをお奨めしたいところであります。

● Webサービス連携のための新機能やフィッシング防止機能の強化も
上記リンク先の後半ですが、やはり、連携強化のために半自動スクレイピングのためのHTML解析や、URL文字列の一種の意味解析など、「セマンティック技術」に一歩踏み出した新世代ブラウザ、と言って良いような気がします。