nomuran's diary

野村直之のはてな日記(後継ブログ)です

やはり目標設定は重要だ

今朝、10時過ぎからの週次目標確認・修正会議で、mextractrの斬新な新機能の基本部分を、「本日手を付けて今週中にリリースしたい!他の2つの別の新機能と合わせて合計3つとも。」と予め宣言した上で、個々の課題を論理的に腑分けし、ブレークダウンして、10分くらいの間に、中長期目標、将来開発する次の次の機能とのモジュール共有、そして具体的なデータを用いて何がどう良くなって、顧客のどんな問題が解決するか、についても手早く議論しました。

新機能のシンプル&ロバスト・バージョンの仕様策定と、使用リソース、アルゴリズムを議論で追い込んで、「明日中に動き始めれば凄い!今週は評価を十分やって本当に金曜にリリースできる」としてミーティングを締めくくりました。

その結果、、その担当エンジニアは本日19時前までに、もともと今週中、そして明日中、といっていた全くの新機能を1から作り上げてしまいました。ここで詳しく書けないのが残念ですが、デモをお見せすれば、非常に賢い、機械による自然言語理解的なものであることが誰にでもわかります。(日本語を解する人ならば)

そして、当人も、私も、改めて、目標設定をとことん追い込むことの価値、重要性を再認識したわけであります。

私自身も3つのうちの1つについては設計だけでなく9割の実装を担当しますが、不可解な現象や、巨大リソースを加工するときの嫌らしいつまづきを半日でクリアできて、結構すっきりしました。

技術構成、仕組みをはっきりさせたときは、ビジネスモデルや、競合調査にいたるまで、視界がクリアに晴れ渡ってきます。その点でも昨日、一昨日につづいて大きな前進がありました。有望なテーマ、要素技術を扱っている証拠に、強力なライバルが隣接市場にいて、こちらの市場の有望性に気づくやいなや参入してくるだろう、というリアリティのある、皮膚感覚の予想もたちました。

しかし市場の拡大速度も凄いし、当方のアジャイル開発のスピードも捨てたものではありません。
走りながら手順とタイミングを間違えないようにアンテナを張り巡らし、有効な評価を大量に効率よく行って海外のライバルに挑んでまいりたいと思います。