nomuran's diary

野村直之のはてな日記(後継ブログ)です

1冊20円以下

明治から昭和にかけての有名文学作品を中心に、100作品をROMに収納。新古のDSソフトが2280円。さらに、今世紀の現代作品を含む数10作品が任天堂のネットからDLできるし、隣の人にダウンロードして読ませてあげることもできる。

買ってしまいました。

そういえば、発売時に「原価ゼロのコンテンツを集約し束ねて有料販売」というビジネスモデルで話題になりました。

話題のポイントは、ボランティア有志が入力、校正した青空文庫の活用です。

しかし、それだけではないことがわかりました。
いまの気分を対話的にウィザードで答えていくと、数点の作品が推薦されたり、本棚イメージの選択画面では、ページ数に比例して本が厚くなってカラーの背表紙が表示されたり、です。

書き換えメモリEPROMは1MBしかないので、最大30数作品が保存可能です。

試しに、推理小説を1つ読んだ後すぐに消してしまいました。なんだかスッキリです。
※リアルでは、読んだ文庫本をすぐに捨てることができないタチなもんで。

さらなる発見は、文庫本より1行が半分の長さなせいか、非常に早く読めること。

重要でないところを読み飛ばしやすいので、紙の3倍速が可能かも、です。
バッテリの持ちも良いし、十分使える、と感じます。

あとは本体重量が半分になれば完璧か。