nomuran's diary

野村直之のはてな日記(後継ブログ)です

Emobile無線常時接続による生活の変化

昨日、Emobileプラン選択と利用状況 の続きです。
Emobile 7.2MB USB導入 という端末を利用開始してから1ヶ月半弱。こんどは、ネット生活のパターンの変化についてです。

>あとは、、インターネット、PCの利用の仕方が変わってきたのですが、またのちほど書きます。

そもそもの前提ですが、移動中もデスクでも、同じノートPCを使っています。重量1.5kgで大画面SXGA+ CoreDuo 2GHz弱で、マシンが少々不安定ながらも、ほぼフルパワーのメインPCとしてつかえています。自分のオフィスでは、UXGA 1600x1200 pixelsの外付け液晶につなぎ、マウスその他を増設。一時お気に入りのキーボードを使ってましたが机上に書類や書籍をたくさん置いて仕事するときに邪魔なのとノートの画面が遠くなって見づらいのでやめました。でも2007年春型のCF-Y5のキークリックは好みの確かなもので、十分です。12万ちょっとで買えたのはやはりラッキーでした。

いま、このマシンにemobile 7.2M USBをぶらさげて、バスの中で座ってこれを書いています。そうです。通勤時間の大部分、30分ほどをわりと長距離の路線バスで必ず座っていけるのです。ちょっと窮屈ながら、しっかり両手でPCで仕事ができる。

とはいえ、集中力はいまいちだし、いろんな書籍、書類を参照するのは困難なので、いきおい端末作業のみになります。

そこで、用件の単純なメールの返事書きとか、「後で読もう」とクリッピングしておいたネット記事を読むとか、マッシュアップアプリを動かしてみるとか、、に移動中の細切れ時間をあてるのがぴったりなのです。

従来は、デスクに落ちついてじっくり考え事ができた時間にこんな作業をしていたのに対し、それらを細切れ時間にシフトできたのは、知的生産性の向上につながる、と感じています。オンラインショッピング、オークションのチェックなんかも机に向かってやるのは、時間の有効活用の観点で勿体無く感じるようになりました。

10年以上前ですが、1日に100通以上のメールを書いている米国のエグゼクティブの習慣を伺ったことがあります。このような作業は1日に2,3回以下に限定、集中させ、トータル4時間以内とする。残る時間をなるべく寄せて、長時間集中できる時間を増やす。そして周囲の人に聞こえるようにパタンとノートPCを閉じて、
「さー、仕事しよう。」(集中して思考をしよう) と声に出す。

ネット依存度を高めた近年、こんな贅沢なことはできにくくなりました。
しかし、無線常時接続のおかげで、再び真似ることができるようになったかもしれません。