nomuran's diary

野村直之のはてな日記(後継ブログ)です

ガソリンが1ヶ月だけ安いとなると

今日の朝刊で一斉に報道された「暫定税率、再可決の方針」の件ですが、いろんな報道が入り乱れています。

暫定税率、再可決の方針=福田首相、月末に会見へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080327-00000045-jij-pol

と出たかと思ったら、1時間後に、

租特法改正案の衆院再可決を決めたということはない=官房長官
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080327-00000208-reu-bus_all


1本目の記事中の次の箇所に目が点になりましたが、、

ガソリン価格が一時的に下がっても元の水準に戻し、失効に伴う【国民生活】や地方財政への影響を最小限に抑える必要がある

どうも次を見ると、これはガソリン以外の「暫定税率」(廃止で税率upしてしまうもの) に言及していたフレーズが残存したためのようです。上の文を書いた記者さんも決して悪意ではなく、うっかりしていたのでしょう。

暫定税率>期限切れ「増税分」還付 政府・与党が検討
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080327-00000057-mai-pol

「国民生活に与える影響が大きいため、当面の混乱を避けるのが目的」(政府・与党関係者)という。暫定税率のうち、道路特定財源の揮発油(ガソリン)税など減税となる税については新たな措置は講じない見通し。

なんか、後手、後手に回りすぎていて、緩い、ぬるい、という印象が強い福田首相。実は今日の早朝、彼が辞任演説をしている夢をみてしまいました。

それはともかく、4月中にガソリンを買いだめする人、業者が大量に出てくるでしょうね。
予想される混乱は:

•どこかの流通経路で供給不足が生じ下旬にはガソリン買えなくなる。
•価格、清算のためのITの対応が間に合わず、人手による作業でミス多発。
•超燃えやすい、爆発しやすいガソリンを灯油用タンクとかに入れたため爆発、炎上で死者発生。

特に3点目ですが、いくら節約のためとはいえ、国会の混乱のせいで命を落としたとあっては浮かばれないですね。

エイプリルフールねたとするにはリアル過ぎる話題でした。