nomuran's diary

野村直之のはてな日記(後継ブログ)です

Wii Fitは賭けだった? 

某店の正月セールを売り切れで逃して以来、ときどき遭遇しては買うチャンスを逃しています。
Amazonで普通に買えるようになったようなので:
Wiiフィット (「バランスWiiボード」同梱) そろそろ、と思って少し薀蓄を調べてみました。

発売前の「高らかな」進軍ラッパ:
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0707/12/news023_2.html

ゲーマー体型の定義が変わりそう:
http://www.gizmodo.jp/2007/07/wii_fit_1.html


そして、発売直後の、ゲーム業界専門家のコメントです:
WiiFit」は、実は大きな賭けだった
任天堂が手に入れた新しい切り札
2007年12月14日 金曜日 野安 ゆきお
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20071213/143084/

反論:
http://memo.digitune.org/?date=20071215



私も、同梱以外のソフトが動かないの?と同僚に質問して困らせたりしましたが、はたしてどうなるやら。
息子は、Mr. Incredibleの氷のおじさんごっこがしたい、できるの? と同様の質問してましたし。


ちなみに、野安さんの他の記事では、
海外で「脳トレ」「Nintendogs」の類が日本以上に売れていることを示す数字や「ごった煮」志向の進めなどがあり、
ゲームのみならず、ソフトウェア全般の企画を考える上で示唆をいただけそうです。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20080221/147761/?P=2

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20080109/144564/

【教育】
 「携帯ゲーム機を教育に活用する」のは、もはや珍しいものではなくなりました。学習用ソフトは、すでに何十種類も発売済みです。英語検定漢字検定などを題材にしたソフトの中には50万本を突破したものもあり、これは立派なスマッシュヒット。教科書をまるごと取り込んだソフトや、学習参考書として使用するソフトなども登場しています。学校などの教育機関で、DSを利用する例も出てきています。
【観光ガイド】
 街のデータなどを収録し、観光に役立つソフトも目立ってきました。その代表がスクウェア・エニックスの「地球の歩き方DS」シリーズでしょうか。他にも、美術館・博物館などの作品解説でDSを活用したところもあります。いずれは、駅前で観光データを配信したり、ショッピングモールで商品情報を配信するなど、さまざまな構想が進んでいるようです。
【地図】
 観光ガイドをもう一歩進め、GPS(Global Positioning System。人工衛星を利用して現在位置を知るシステムのこと)を利用した地図ソフトもあります。この分野ではPSPが大きくリード。PSP専用GPSレシーバーを利用した地図ソフト「みんなの地図」シリーズなどが発売済み。他にもゴルフ場のデータを収録した「みんなのゴルフ場」などもあります。
【映像配信】
 PSPは、当初から動画や音楽データをメモリースティックに保存し、閲覧することが可能な設計になっていました。DSでも、大日本印刷とam3が提携し、ニンテンドーDS向けの出版・映像コンテンツのダウンロード配信事業「DSvision」が2008年3月から開始されます。ゲーム以外のあるゆるコンテンツが、インターネット経由でDSにダウンロード可能になります。
・・・

次ページの結論が、携帯ゲーム機向け広告、というのではちょっとさびしい(もっと鋭い、多彩なビジネスモデルの可能性が暗示できてもおかしくない)、という気はします。


他、ゲーム機は「テレビ放送」そのものと闘いを始めた:
ゲーム機なのに「ながら見」するコンテンツが出てきた:
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20071129/141774/

ともあれ、たまに子供のポケモンゲームでGlobal Trade Systemに付き合うくらいでは理解できない「常識」を教えてくれて感謝であります。