Ruby1.9静かなデビュー
未踏関連のイベントで笹田さんと名刺交換をしたのは2005年の夏頃でした。
「RubyのJIT」と一言で言い切れるYARVプロジェクトは、
・同時に移り変わっていくRuby自体の言語仕様との巧みな刷り合わせ
・細部まで丁寧に動作確認
・可能な限りの妥当な互換性
の3点を乗り切れば必ずや主流をreplaceできる、と確信しました。
1点目は見事にクリア。;-)
2点目は、予定日通りのリリースが見切り発車でない限り基本的にOKの模様。
3点目については予断を許さない。
これらを下記記事から読み取りました:
http://www.atmarkit.co.jp/news/200712/25/ruby.html
直前のMatzさんのスライド:
http://www.rubyist.net/~matz/slides/kobe07/index.html
IT proこそ大きく取り上げていますが、、
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071226/290229/?ST=oss
http://d.hatena.ne.jp/nomuran7/20071211 で私も言及し、
http://www.infoq.com/jp/news/2007/12/rails20-released
あたりにうまくまとめられているRoR2.0に比べると、応用、
実用はこれから、、という意味で、聖夜の静かなデビューだった、
といえるでしょう。