nomuran's diary

野村直之のはてな日記(後継ブログ)です

久々に自分たちの文章を英語(機械翻訳)で眺めてみた

MacOS Xは、英語モードだと、びゅんびゅん動く(体感3倍速;多言語表示問題なし)ので、
普段それで使ってますが、Google検索はあまりやってませんでした。(PCとは利用目的が違う)
 
ひさびさにやってみたところ、日本人プロフィールと覚えられているらしいIDでログインしておこうが
サインアウトしてようが、API match でworld wide 検索して、www.api-match.com/ がトップにきます:


API比較・マッチングサービス - 21 visits - Dec 6 - [ Translate this page ]
あなたのマッシュアップアプリ製作を支援する、APIの検索・比較・マッチング機能 ... あなたのマッシュアップに最適なAPIを、各種検索・比較機能で見つけてください。 ...
www.api-match.com/ - 11k - Cached - Similar pages

思わず喜んで、[ Translate this page ]をクリック。
結構イケるではないですか。もちろん、
「あなたのマッシュアップアプリ制作を支援する、」という連体修飾句が
"You MASSHUAPPUAPURI fabrication support "
となっちゃうのは、笑ってしまうしかない感じですが。

でも全然意味不明の文字列より何かわかる気がするのは確か。

で、「ブログ検索」がフォームに入った状態で検索ボタンも動くのですが、それをやると全体が日本語に戻っちゃいます。
(サーバがページをDB、プログラムから生成し直しているのだから当然)

単純なリンクの場合、何もせずとも、ずっと英語でいっちゃいます。(最近まで知らなかった)
表記上のURLが同じ場合(区別がわからない場合)でも訳せる、というので、ユーザにとっては便利です。
※弊社製のWebAPIの3階層カテゴリ一覧表が英語でどーんと出てきて見えるのはなかなかなもの。

で、ブログですね:
http://64.233.179.104/translate_c?hl=en&u=http://blog.metadata.co.jp/category/420970-1.html&prev=/search%3Fq%3DAPI%2Bmatch%26hl%3Den%26client%3Dsafari%26rls%3Den%26sa%3DG

とか。

本、拙はてな日記はこんな文字列が出てきます:

Naoyuki Nomura's Diary: IT - especially metadata - the music

2007-10-19 direct bird, in an interview from his UCHIYAMA
My beat is helping us to be Mashupedia's interview articles were:
Http://www.mashupedia.jp/docs/view/52
I saw only the face, made lots of friends from the feeling of being in the event.
Itself and synchronization.


はて、「direct bird」ってなんだろう?
と思ったら、あぁ、ONGMAPの直鳥さんでした!<< 2007/10 >>

Day Month Fire Water Trees Kim Saturday
Three Four Five Six
9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 24 25 26 27
28 29 30 31

曜日の、日 月 火 水 木 金 土
の中でまともに訳されたのが土曜日だけ。

金がGoldでなく、Kimというのは、韓英翻訳辞書が混じっているからか。。


以上、機械翻訳を開発していた時分には、全然笑えない、シャレにならない誤訳をみてみました。




英語だけでコミュニケーションするなら楽でも、日英翻訳を始終やるのは大変。
なので、笑えるレベルでも下訳があった方が、少なくとも心理的には楽なことが多いでしょうね。

こうなると、機械翻訳の「後編集」のノウハウの蓄積と活用が今後とても重要になってくる、といえるでしょう。
おそらくその次に、機械翻訳君にとって「優しい」文章の書き方、つまり、「前編集」のノウハウが追求され(システム依存になりがちですが)、より効率良いWebになっていく、というシナリオを描くことができます。