nomuran's diary

野村直之のはてな日記(後継ブログ)です

R.Schumann31:「音楽に関する立派な本・・「音楽芸術の純粋さについ

音楽で心得ておくべきこと31 

音楽に関する立派な本といえば、ディボー(1774年〜1840年;ドイツの法律家で音楽評論家)の「音楽芸術の純粋さについて」というものがある。大きくなったら何度も読むといい。(R.シューマン)

IT Pro 2006年の書評や、 「情報処理」の20世紀の名著 の書評連載。。 
L.モーツァルトの「バイオリン奏法」 改訂無しで250年間売れ続ける実用書を書けますか? (本来短寿命のはずの実用書の寿命という意味で、不滅の文学よりも凄いことかも。。)

マルチタレントの凄さをシューマンは認めていた。
モーツァルトも、知人の若い、物凄く優秀な医者の腕前や見識に心底感動した手紙を書いて、異分野の彼を心から尊敬していました。

法律家の音楽分析、文章ということで、見事に昇華されたものになったのかもしれないですね。一般に、その分野のエキスパート=職人は、 I know what I am doing とはいえ、それを表現できないものですから。


(野村直之@メタデータ