nomuran's diary

野村直之のはてな日記(後継ブログ)です

【Mac】mp3音声を静止画スライドショー付き動画にする1つの方法

 前回は、Windows上の標準ツールやフリーウェアを使って、mp3音声を静止画スライドショー付き動画にするシンプルな方法を書きました。今回はそのMac版です。
 
必要なのは、
Audacity (この多機能音声エディタはWindows版もありました)
iMovie
の2つだけです。
 
前者のやや詳しい説明と、ダウンロードボタンは:
http://audacity.sourceforge.net/download/beta_mac
β版ではありますが、十分安定しています。
ここ数年のMacOSで動くのはこちらだけなので、このリンク1つとしました。
 
後者は最近のMacには標準で入ってるはずですが、無ければ、インストールDVDから探す、それでも無ければ、iLifeを購入する、ということになります。
 
練習の録音には、無用の余白(無音やノイズ、だべりのみの部分)があったり、不快なトチリをカットしたい、小さすぎた録音レベルを補正するのに増幅したい、などのニーズが通常あるので、Audacityを起動して、オリジナルの音源ファイルを読み込みます。
 
Audacityでは通常いろいろ加工して試行錯誤するので、まずは、編集途上状態を(何種類か)保存するため、プロジェクトを作成し保存すると良いでしょう:

適宜範囲していしてカットなどしたら、あとは、レベル調整のために「エフェクト」-「増幅」を選びます。

デフォルトでダイナミックレンジを最大化してくれようとするので(最大音量のところで0dBになるように自動調整)、それではバランス上、大き過ぎる、という場合、数字を適宜調整します。
 
こうして音源ができたら、今度はそれを、iMovieで、「ファイル」-「読み込み」します:


 
そして、右の碁盤の目のようなところに、複数の静止画像をドラグ&ドロップしておきます。
 
これら碁盤の目の上の静止画(や動画;総称して「クリップ」)を、タイムライン上の音声シグナルの上のラインにドラッグ:

ここらでプロジェクトを保存します。
以下、適宜静止画を追加、編集、調整し、最後に、「ファイル」-「書き出し」したら、各種サイズ(&音質)のQuicktime .MOV動画ファイルの出来上がり。Facebook等に動画としてアップロードできるようになります。

Windowsの場合と、手間は大差ないと思います。
静止画が自動的にZoomingして動くので、視覚効果、楽しさでは、Macに軍配が上がるでしょう。

【Windows】mp3音声を静止画スライドショー付き動画にするシンプルな

バンド仲間などで、その日の練習の録音を気軽にフェイスブックで帰宅後に共有したり、新曲を、譜めくりさせながら音声をオンラインでフェイスブックで再生して欠席者に配慮する。こんな用途では、mp3音声に静止画を何枚かのせた動画を手軽に作れる必要があります。フリーのツールを組み合わせて1つやってみました。

必要なのは、
・Free Audio Dub
Windows Live ムービーメーカー
の2つだけです。

前者のやや詳しい説明と、ダウンロードボタンは:
http://www.gigafree.net/media/se/freeaudiodub.html

後者は最近のウィンドウズには標準で入ってるはずですが、無ければ、こちらからどうぞ。

練習の録音には、無用の余白(無音やノイズ、だべりのみの部分)があったり、不快なトチリをカットしたいというニーズが通常あるので、まずは、Free Audio Dubを起動:

適宜、不要な区間の始点、終点を 0.001秒単位でスライドバーで指定して適宜カットします。

こうしてできた、掲載用のmp3音声ファイルは脇に置いておいて、次に画像を何枚か用意した上で、Windows Live ムービーメーカーを起動します:

起動時の画面はそっけないですが、まず、複数の静止画を右エリアにDrag&Dropするか、ホームメニューの「ビデオおよび写真の追加」を選んで、ファイルから読み込ませます。すると、右側に、タイムラインに沿って、逐次表示される静止画が並びます。


このあと、ホームメニューの「音楽の追加」(8分音符)を選んで、先に用意しておいた、掲載用のmp3ファイルを読み込ませます。(あと少しです。頑張って!)


このままですと、各静止画、7秒ずつ表示して終わってしまいます。音声ファイルに残りがあろうが、そこでちょん切れてしまいます。ですので、編集タブをクリックして、各静止画を右画面でクリックし、それぞれで「再生時間」をプルダウンして、7秒から、もっと短く、あるいは、もっと長く調整します。全画像を選んだ状態で、一気に、7秒→30秒などと出来たと思います:
 

お好みに応じて、スライドが切り替わるときの効果を、スライドインとか、ディソルブとか指定します。


 
この「プロジェクト」をこのまま継続編集可能な状態で保存しても良いのですが、すぐにフェイスブック他にuploadしたいですよね? それには、一番左の文書・ファイル・プロジェクト関連のタブをクリックし、「ムービーの保存」を選びます。本当に画像はおまけにすぎないのなら、「電子メール用」を選べばファイルサイズは劇的に小さくなります。先日、mp3 96kbps stereoで75秒の動画で1MBでした。譜面が読めた方が良い、などの事情があれば、それなりに、VGA(640x480)、HD quality と、解像度を上げていってください。

何も指定しないと、 .wmvファイルが出来ます。
あとは、これをuploadするだけ。フェイスブックは、1GB 20分以下の動画を無制限にupload,共有可能、という太っ腹です。「クエスチョン」機能で練習予定の調整から、事後の音源レビューまで、これでバンド生活がさらに快適になるのではないか、と思います。

上海から南京へ鉄道の旅

 現在、中国安徽省馬鞍山市というところに来ています。
事前に現地の社長さんに丁寧に切符の買い方や乗り方を聞いていたため、実にスムーズでした。

浦東空港から、空港バス5番の上海駅行きの出発間際のところに手をふったところ
どこへ行くか聞かれ、英語で "Shanghai Station!" と答えたところ、うなずいて手招きされ、トランクをバス下腹部に放り込んで急いで乗車。しばらくして、社内で切符販売が来たので中国語で言われるまま、22元現金で支払いました。新区の摩天楼域に入るまでは見慣れた窓外なので、もっていった文庫本を読んで過ごしましました。

 上海駅の南側でバスを降り、進行方向に進んで左折。駅の南東部が高速列車の自動販売機の列。
1つの前で画面をみたら、デフォルト値が全部自分にぴったりのパラメータとなっていたので、紙幣を入れ、
上海発南京行き、2等(硬座でなく日本の新幹線の普通座席と同等のシート)、146元を購入。
人の波の後方についていって、X線検査などを通り、ホーム手前の検問でちょっと怖い顔の検査官にきっぷを見せてから、無事、エスカレータでホームに降りました。

 その直後にとったHDビデオが下記です:

「上海発南京行きノンストップ超特急 G7020 列車に乗り込む人々」

この後、サーバを1台積んだ巨大なトランクを棚に上げてたら客室乗務員のおねえさんに怒られて床におろしたり、時速300km超えを確認したり読書したり、あっという間の1時間15分を経て南京に無事到着しました。
 

バスの途中風景、そして、鉄道社内の様子(木製の高級な感じなどドイツのICEの社内に似ています)など、写真に撮りました。
最後の写真は、南京から馬鞍山に高速道路を白タク(1人25〜50元)で移動する途中の空の様子です。





渋谷ヤマハ閉店で、マウスピース数本入手

nomuran72010-12-16

(少しさかのぼってかいています)

 渋谷に来る頻度があがっています。道玄坂ヤマハ渋谷店を通りがかったところ、が44年の歴史に終止符を売って閉店、との張り紙だらけでびっくり。

 40年前、小学校中学年の頃から楽器をみたり、楽譜、レコードを買ったりするために通ってきたので、個人的に感慨深いものがありました。

 ところが、ゲンキンなもので、すぐにプチ・ハイエナ状態に。ヤマハ製品は殆ど30%引きで、他は15〜20%引き。楽譜や書籍も15%引き。

 「あー、資金あれば、300万のバイオリンを210万で買える!」など、棚を眺めつつ、ホルンの書籍、楽譜、メンテ用品、そして、マウスピースを手にとって眺めました。

 仕事の途中の移動中だったのですが、「この際だから標準より大きめ/小さめ(バロックなどで高音域を集中して出すときなど用)の特殊マウスピースをトライしてみるか」と思って、数本吹き比べてみました。

 結局、オーケストラでの大音量用、アメリカンなメロートーン、そしてワグナーチューバ用に好適、と3点のメリットをもった、ラージ・サイズのを2本買いました。新品2本で7000円は激安。

詳しい方のために:
http://www.yamaha.co.jp/product/wind/instruments/mouthpieces/brass/french-horns/standard.html
この下の方、31D4 と32D4というタイプです。


 後日、もう1度来たところ、あらら、、
ヤマハ製の金管マウスピースは最終処分50%引き」
に値引きが拡大してました。まぁ、予期不能なことですし、30%引きでも十分満足だったわけなので、自分を納得させて帰りました。

IE8でヤフオクWebSliceを使ってみました

百聞は一見に如かず。
いくら説明聞いても、実際やってみないと、Webスライスやアクセラレータの意味はわからないでしょう。

Webスライスというのは絶妙のネーミングですね。
元のヤフオクのページの商品名の黄色いバーが、スライス可能なオブジェクトになっています。そこを指定して出てくる黄緑色のスライスを選ぶと、そのページの要点部分だけを切り取って、お気に入りバーから下の写真のように瞬時に選んで「要点」を見ることができます:

従来だったら、ウォッチリストに入れておいて、毎度ヤフオクに入ってウォッチリスト一覧を表示させ、そこから選んでそのページを開き、適宜スクロールして過剰な情報から必要な情報に目を凝らして眺めていました。

それが、お気に入りバーの当該個所を1クリックしただけで、
商品写真、商品名、価格、残り時間、入札件数
という要点を一瞬で把握できちゃいます。

まさにオークション監視向き。

他の詳細情報をみたければ、商品名をクリックして即座に飛んで行けます。

願わくば、多数のウォッチリストの中から、今注目したい商品に瞬時に切り替わること、また、前にスライスしておいたのがexpireしたら、その次に注目の商品が自動で同じボタンに割りつけられるようあらかじめ設定できるようにすること(汎用の仕組みだけでは厳しいかも)。
 
機械に人間が使われないよう、どんどん、本来あるべき、最小限の手間で(理想は視線をやるだけでなんでも追随してくれる、、か)できるようにUIを追いこんでまいりましょう。

なによりシンプルに。
スマートフォンから学べるデザインセンスもたくさんありますね。

Cuilが突然死していた

CuilがCoolだ!という趣旨の日記を2年ちょっと前に書きました:
http://d.hatena.ne.jp/nomuran7/20080820
 
セマンティックな分類もしていることだし、と期待していたのですが、
滅多に使わないでいました。

さきほど、上記日記中のリンクをクリックしてみたところ、真っ白に。
慌ててCuilでサーチしても、PageRankが災いして(被リンクの多い)
古い文書を上位に出してくれるGoogleではなかなか最近の事件が
見つかりません。

TechCrunchさんがちょうど1か月前に翻訳記事をのせてくれていました:
Cuil、生き残りを賭けた売却話にも失敗?!」
http://jp.techcrunch.com/archives/20100919cuils-fails-acquired/

過去の累積投資が33億円の規模で、築き上げた検索プログラムと特許資産、
そしてエンジニアなどを買い取る先が見つからなかったらしい、と。
 
その後、Real time検索を指向しつつもGoogle他に凌駕され、意味処理では、Bingの
足元にも及ばず、というあたりは、うっすら知っていました。
 
今年の春ごろにはこんなニュースも出ていました:
Cuilがスクレーパーに・・・」
http://jp.blogherald.com/2010/04/14/cuil-scraping-schmidt-disses-blogging-and-twitter-does-paid-tweets/

実は私の会社、メタデータ株式会社も2007年暮れから2008年春頃にかけては、上と同じ、自動アグリゲーターを収益化しようとしていたので、ある意味、身につまされるものがあります。
http://www.cpedia.com/ もCuilと同時に、数か月の短い寿命を終えたようです。
 
最後のまとめ記事は翻訳されなかったようです:
http://www.wmps.com/blog/news/online-news/what-happened-to-cuil/
 
新生検索プロバイダーの後発のための教訓は何かないか?
間もなく立ち上がろうとしている blekko の経営者はきっと学んでいることでしょう:
http://www.wmps.com/blog/online-marketing/search-engine-optimisation/what-is-blekko/
ふむふむ、徹底してオープンな検索エンジンとな。
期待しましょう!

IE9b Google Calendarが動かない

しばらく前から、IE9 betaを気に入って使っています。
モダンなブラウザの速度を獲得し、本来の印刷の優位性はそのままに、標準準拠が進んでいます。
例えば、Windows7 64 bit Pro上のFireFox, Opera, Chromeではちゃんと動いてくれないWebアプリ、重たいFlash (e.g. http://au-is.jp/ の一昨日までのウサインボルト版 )が、きちんと動きます。32bit 版や互換モードと切り替えたりの面倒からも解放され良いことずくめでした。

アドオンの類がどれだけ速度を落としているか、0.01秒単位で表示してれるので、
FireFoxと違って、一気に全部リセット、みたいな乱暴なことを済むので、理知的に作業できます。

これで、iMacroが動いたら、、というくらいに思っていたのですが、標記の通り、Google Calendarの表示はいいけど、書き込みができないことが判明しました。
※上記環境、現時点。ちなみに、 Core i7 720, memory 4GB です。

なぜ3週間も気づかなかったかというと、、Google Calendarへの書き込みは違うマシンや、メイドめーるから、携帯メールをメタデータ社5W1H認識エンジン経由で自動解析させて行っているからだったりします。
 
ともあれ、Googleアプリをあまり使わない人には、引き続き、IE9betaお奨めですよ〜ということでございます。




しばらく前から、IE9 betaを気に入って使っています。
モダンなブラウザの速度を獲得し、本来の印刷の優位性はそのままに、標準準拠が進んでいます。
例えば、Windows7 64 bit Pro上のFireFox, Opera, Chromeではちゃんと動いてくれないWebアプリ、重たいFlash (e.g. http://au-is.jp/ の一昨日までのウサインボルト版 )が、きちんと動きます。32bit 版や互換モードと切り替えたりの面倒からも解放され良いことずくめでした。

アドオンの類がどれだけ速度を落としているか、0.01秒単位で表示してれるので、
FireFoxと違って、一気に全部リセット、みたいな乱暴なことを済むので、理知的に作業できます。

これで、iMacroが動いたら、、というくらいに思っていたのですが、標記の通り、Google Calendarの表示はいいけど、書き込みができないことが判明しました。
※上記環境、現時点。ちなみに、 Core i7 720, memory 4GB です。

なぜ3週間も気づかなかったかというと、、Google Calendarへの書き込みは違うマシンや、メイドめーるから、携帯メールをメタデータ社5W1H認識エンジン経由で自動解析させて行っているからだったりします。
 
ともあれ、Googleアプリをあまり使わない人には、引き続き、IE9betaお奨めですよ〜ということでございます。